SILVER TOOLS

” GENTON “

2021.02.13 Saturday

オリジナル素材のTUF-WHITEを作るきっかけとなったのは、このバックパックです。

 

以前こちらでもご紹介したUSMCのジャングルパックで、アジャスタを多用し容量によってサイズを調整することが可能です。

 

その扱いづらそうな感じと独特な風貌に一瞬で魅了されました。

 

1940年代当時の現物を実際触ってみると、使い込まれて生地がだいぶ柔らかくなっています。

 

製作にあたり、これを通常の帆布で作ろうと思った時、荷物が比較的多い時はいいのですが、少ない時に形が安定せずクタッとなってしまうのではないかという懸念があり、断念していました。

 

完成したTUF-WHITEは、生地のハリ感があり形が安定するとともに、8号帆布の糸規格なので硬さに対しての重さも感じません。

 

まさにバックパックなど大きなアイテムに適している素材と言えます。

 

ずいぶん時間がかかってしまいましたが、思い通りの仕上がりとなりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

ROYAL MAIL MESSENGER BAG

2021.01.26 Tuesday

今回ご紹介するのは、英国ROYAL MAILのメッセンジャーバッグです。

 

お客様のご要望もあり、サンプル資料として取り寄せました。

 

メッセンジャーバッグは現在ではとてもメジャーなアイテムとなり、様々なブランドが製作するようになりましたが、本来の郵便配達員が実用として使っていた頃のモノは、どこか簡素で無駄がなく、良くも悪くも大雑把な部分に魅力があると思います。

 

特に大きめのサイズ感は、通常使いには持て余してしまうことがほとんどだと思いますが、なぜか荷物が少なくても体にフィットする感覚と視覚的にも独特なバランスの良さを感じます。

 

実はメッセンジャーバッグの歴史をたどると、郵便配達員のために作られたものが起源ではなく、電話架線工事夫のために生産されたショルダーバッグが由来と言われています。

 

そこからメッセンジャービジネスの拡大に伴って改良され、体を動かしながらも使いやすい自転車乗りのためのバッグは生まれました。

 

 

今回、SILVERではサイズ感や昔ながらのメッセンジャーバッグの仕様をそのまま残して製作したいと考えています。

 

オリジナル帆布「 TUF-WHITE 」を使った第一弾アイテムとなります。

 

 

 

 

1970s REI DAYPACK

2020.06.15 Monday

1970年代のREI(RECREATIONAL EQUIPMENT INC)のデイパックです。

 

鮮やかな赤色にところどころの汚れや、レザーのくたびれ感が50年という歴史を感じさせてくれます。

 

REIはアメリカ西海岸のシアトルを本拠地とするアウトドアブランドで、創業は1938年となっています。

 

70年代当時のバックパッカーが使うにはサイズが小ぶりなので、ハイキングなどちょっとした荷物が必要な時に使ってたんでしょうかね。

 

女性にもちょうど良さそうなサイズ感で、大きなフラップをバックルで留める仕様や両サイドのポケットのバランスなど今では見かけないデザインも自分好みです。

 

そして雰囲気抜群なネームタグ、42TALONのファスナーなど、まさにその当時にタイムスリップしたような気分にさせてくれます。

 

 

U.S MEDICAL BAG

2020.03.28 Saturday

 

ミリタリーのメディカルバッグです。

 

ショルダーバッグですので、サイズはそこまで大きすぎず、素材に薄手のナイロンを使用しているので軽量です。

 

フラップを開けると3つのコンパートメントに分かれており、パタパタと折りたたむ仕様が特徴的です。

 

細かい医療品を分類し、そして取り出しやすく設計したらこんなになったのでしょう、、

 

実際にモノを入れてみると少し収まりが悪いので、サイズ感や仕様など使いやすく修正してみようと思います。

 

面白いバッグですね、、好みです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

#6 CANVAS

2020.03.16 Monday

 

今回、新しい商品を考えるにあたって、7,8年くらい前に製作した6号帆布のトートバッグの使い込んだ感じを見直しました。

 

6号帆布はもともとは肉厚がほどほどでしっかりとしていますが、洗いを何度も繰り返し、かなり使い込むととても柔らかくなっています。

 

本体上部やポケット口など波状のパッカリングが出て、帆布のクタッとした感じと汚れとが自分的にはいいバランスで出ているなと感じます。

 

新しい形はツールバッグとして表面にポケットを多用させ、使い込んでこのくらいになるという想定のもと仕様を決定します。

 

 

 

 

 

1940s U.S.M.C JUNGLE PACK

2019.12.13 Friday

40年代頃のUSMC、M-1942またはM-1943 ジャングルパックです。

 

まず、なかなかの数のアジャスタを調節して使うこの面倒そうな外観にやられました。

 

サイズ感は想像よりも案外小さく、実際、既存のバッグの容量不足を補うために開発・採用されたバックパックのようです。

 

また、大戦当時は複雑な製作工程からすぐに他のアイテムに取って代わり、元々の生産数も極めて少ないとあります。

 

確かに、これだけアジャスタが付いてたら大変ですが、その使うひと手間も個人的には嫌いではありません。

 

U.Sのステンシルもしっかりと残り、トップのジッパーポケットに手書きされたロゴがなんとも味わい深いです。

 

 

 

1940s UNKNOWN CANVAS BAG

2019.11.18 Monday

おそらく1940年代頃の用途不明のキャンバスバッグを入手しました。

 

何枚かのパーツをはぎ合わせた丸みのある独特な形状はこれまで見たこともありませんが、軍物であればキットバッグのような使い方をされていたのでしょうか、、大きさもかなりの容量感です。

 

キャンバスはしっかりと打ち込みがあり、もとの色は生成りだったのかわかりませんが取っ手のオリーブと非常にバランスがいいバッグです。

 

何よりファスナーの開口部分が大きく、荷物の出し入れが容易であるのも魅力的です。

 

こういったバッグを見つけるとなんだか楽しくなります。

 

 

 

 

 

 

50s Boy Scouts of America Rucksack

2019.08.25 Sunday

 

50年代のボーイスカウトのリュックサックです。

 

素材のキャンバスはしっかりとしていますが少し薄め、日本の帆布でいう8号くらいでしょうか。

 

形状はどこか日本のランドセルに通ずるような長めのフロントをかぶせる仕様で、マチが広めのボックス型です。

 

サイドに無数のDカンが付いており、荷物の分量によってマチ巾を変更したり、ロープを通してブランケットを挟んだり様々な使い方をするのだろうと思われます。

 

マチ巾をフルに使えば、見た目以上に収容量があります。

 

フロントのフラップ付きのポケットもこのリュックの大きな特徴ですが、実際に使用する際はストラップをいちいち外すのが面倒でしょうね、、。

 

時代背景が異なるので現代のリュックとは作りも違いますが、マチ巾の調整など面白い部分もあります。

 

何より、歴史を感じるロゴスタンプやネームのデザインがかっこいいですね。

 

 

 

 

 

 

 

” ENZO “

2019.08.10 Saturday

いろいろなお客様とお話していると、やはり人それぞれ、必要とされているバッグも多種多様だとつくづく思います。

 

性別、年齢、仕事、遊びなど、そしてその用途により、たとえばサイズ一つとっても、全ての商品をあらかじめ用意しておくことはできません。

 

ただ、帆布の特性(らしさ)など考慮して、今の流れを酌んだサイズ感や機能性などで商品を提案していくことは必要だと考えています。

 

いつもは、ある程度使用される場面を想定して製作をはじめることが多いのですが、今回はこれまでのお客様の声を反映して今の自分が最適と思うサイズ感と機能バランスを取り入れることにしました。

 

ただ、純粋に自分が今使いたいバッグとも言えますが、おそらく男女問わず長く使用できるバッグとなっております。